エコーウィンターセミナー
「欧米のようにリゾートで勉強と遊びを」モットーに始めたエコーウィンターセミナー、今年で7回目になった。
日本の学会には「遊び心」がない。朝から晩まで缶詰状態にさせられて唯ひたすら講義を聴く。そんなスタイルにちょっと反抗心をもって始めたのがこのセミナーである。第一回目は奥志賀高原スキー場のホテルであった。土曜の午後に集まって夜と朝に勉強、日中はスキーをするのである。月曜の午前のセミナーで解散する。
発案者は名古屋の岩瀬先生と大阪の石蔵先生である。彼らは留学先のMayo Clinicで経験したエコーセミナーを日本でも始めようとしていた。東京でも協力者がいるだろうと、いかにも遊び好きなボクに声がかかった。
東京医科歯科大にいらっしゃった高元先生が夏のセミナーを開催しておられた。彼は独特の雰囲気を持った先生で(高元教という)、ボクは彼の魅力に惹かれていつも参加していた。その彼が信州中野にある北信総合病院へ移られ、夏のセミナーが途絶えたころのことである。
心エコー図学会主催のセミナーは大阪と神戸で開催されていることもあって、是非この企画は成功させなければならなかった。
第二回はボクが世話人で湯沢のNASPAで、第三回は軽井沢、そして第四回からは三回続けてボクの地元のマウントアライで開催した。いずれも総勢100人を超える参加者で、全国からリピーターが集まる。朝は7時過ぎから朝食をとりながら、夜は11時過ぎまでワインを飲みながらケンケンガクガクの討論をする。ホテルにとってはスキーのトップシーズンに迷惑な話であろう。しかし僕らの熱意は彼らを動かした。日本にもこのようなセミナーが市民権を得て根付くようにこれからもがんばっていきたい。
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