ダメになった理由
かつて「21世紀は日本の時代」ともてはやされたことがあったが、今の日本をみると信じられないことである。それにしても何故、ここまで我が国はダメになってしまったのだろう。単にバブルがはじけたことだけがその理由ではないであろう。
そのいくつかの理由は、平等主義とでも呼ぶべき競争を嫌う教育、序列や肩書きを優先する社会の仕組み、そして高齢化と少子化、などがあると思う。
全てに共通しているのは哲学が感じられないことであろう。我が国をどの方向に導くべきかという精神的バックボーンがない。今になって思えば三島由紀夫が自らの壮絶な死をもって訴えたかったことがわかる様な気がする。もし彼が生きていたなら我が国の方向性は変わっていたかも知れないとすら思う。
医者の世界は特にそうだが、我が国のどの領域においても「年功序列」がはびこっている。これが最大の「閉塞感」の理由であろう。早くこの「閉塞感」を打ち破るような哲学者が現れないとますます我が国が立ち直ることはできない。その哲学を持った強力な政治家のリーダーシップがなければ再生は無理であろう。そうでないとすれば徳川時代に戻って鎖国政策をとろう。現在の北朝鮮やビルマのように生きるしかあるまい。
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