元気な女性達(1)
5年前の初夏、新潟の後輩から「新潟では弁置換になると言われた女性がいるけど、僧帽弁形成術ができるかどうか診て欲しい」と電話があった。
地元のテレビ局に勤める彼女は佐渡島出身の佐渡美人。
歯科治療を契機に感染性心内膜炎に罹患し、僧帽弁逆流が悪化している。ただちに榊原記念病院に入院してもらい精密検査を行った。
心エコーでは弁形成術可能であると判断し、手術を行った結果、見事に逆流はとまった。
普通、手術ともなれば不安に苛まれるのが当たり前だが、彼女は実に気丈であった。
手術前後の入院の様子を日記に書いた彼女は、その後幾人もの女性患者さんを励ます役割を担ってくれた。手術前の不安、術後の過ごし方に対するアドバイス、女性らしいきめ細かさがどれだけ力になったか。
 
その彼女も今や日本橋で会社を興し、社長業を勤めている。本当は弁置換にならずに形成術ですんだのだから、早く出産して欲しいのだが・・・。どうやら今は仕事の方が面白そうだ。がんばれM子さん!
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