初めてのハワイ
ひょんなことから3月の飛び石連休を利用してハワイへゴルフ旅行をすることになった。
 
ゴルフクラブの仲間で「永遠のスクラッチ」を誓った彼はJALのパイロットである。その彼がハワイに転勤したため、彼がいるうちに勝負を挑もうということになったのだ。
開業間もないボクがそんなに長く留守にすることはできない。のびのびになっているうちにその彼が急遽日本に戻ることになってしまった。
 
いったん挫折しかけた計画は、また新たな展開をしたのだ。
やはりゴルフクラブの仲間でハワイと日本を半々で生活しているM氏がいる。その彼に計画を持ちかけたところ、あっと言う間に今回のゴルフツアーが実現することになったのである。
そもそもボクがアメリカでゴルフをしたのは89年のペブルビーチCCが初めてであった。その後98年には、憧れのオーガスタでのプレーも実現した。しかし生まれてこのかたハワイへは一度も訪れたことがない。
開業して三年目、なかなか思い切って長期休暇をとる気持ちの余裕がない。「重症患者さんが急変したらどうしよう」という不安が頭を離れないからである。実際、出発前々日には朝まで心臓手術をしてもらった患者さんがいたり、前日には高熱をだして近くの総合病院へお願いした患者さんがいたり、ともかく無事に慌ただしい出発日を迎えた。
開業した理由の一つに、「余裕のある仕事をしたい」、「時間を自由に使って海外へゴルフ旅行したい」という夢を実現するためでもあった。
直前までドタキャンしようかと悩んだ。それでも携帯電話を持ってハワイへ飛ぼうと決めた。
「どうか皆さんの心臓が落ち着いていて下さいますように」と祈りながら飛行機に乗った。
わずか四泊の短いホノルルだったが八人の仲間でのゴルフツアーはとても楽しかった。
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